特定非営利活動法人都市づくりNPOさいたま(=つくたま)は、「市民が主体となったまちづくり」を進めることを目的として設立し、今年で20周年を迎えました。
これを記念したワークショップ「市民主体のまちづくり」を、2023年2月19日(日)に開催しました。その様子を報告します。
第1部は、市民主体のまちづくりの実践が行われているさいたま市内の3つフィールド「見沼田んぼでの長年の活動から」「市民の作った河童の森」「岩槻のまちづくりプラットフォーム」をそれぞれ歩き、ここまでの経緯や現在の課題、未来展望などについて、現地でまちあるきをしました。
第2部(16時~18時ごろ)は、浦和コミュニティーセンターに集まり、「さいたま市における市民主体のまちづくりについて考える」をテーマに、つくたまの20年の歩みを振り返りつつ、ワークショップ形式で議論を進めました。
全体は、つくたま20周年記念誌「市民が主体となったまちづくりを考える」のページ構成に合わせた論点を立て、現地見学のエクスカーションで見聞きしたことから、具体的なまちづくり活動を紐解き、現状のさいたま市における市⺠参加のまちづくりの課題を話し合いました。
ワークショップには、事前の想定を上回る 44 名の参加を得ることができ、活発な議論が行われました。