つくたま塾「埼玉県内の訪ねたい・使い続けたい建築」開催のお知らせ

タイトル:「埼玉県内の訪ねたい・使い続けたい建築をWebで紹介中」

日時:2022年3月28日(月)19:00~21:00 オンライン開催

講師:若林祥文さん(NPO法人都市づくりNPOさいたま 副理事長、本プロジェクト発起人)

内容:

埼玉県内に点在している1950年から2000年代に建築された公共的な利用をしている建物は現在、老朽化や用途が変わったりして、消滅の瀬戸際にあります。自治体は公共施設管理計画などを策定して、主にひっ迫した財源の観点からチェックをしています。
一方、これらの建物は、私たちの街の記憶を醸成してきました。これからはスクラップアンドビルドではなく、じっくりと環境をつくっていく建物を大切にしていきたいと思います。そのためには、まずそうした建物を訪ねていただきたい、そして、使い続けていきたいというメッセージを出したいと思い、Webの制作をしました。
この塾では、べき論を展開するのではなく、建物を訪ねたり、取材時にお話をお聞きしたことをアラカルト的に発表します。

※ホームページを公開しました(3/9更新)
https://tsukutama.info/tazunetai/

参加費:無料

参加資格:つくたま塾は、まちづくりに関心のある方ならどなたでもご参加頂けます。

参加申し込み:以下のいずれかの方法でお申し込みください。お申し込み頂いた方に、当日、zoomのミーティングIDとパスワードを個別にメッセージまたはメールにてお知らせいたします。開始10分前くらいから、お一人ずつ入室を受け付けます。
※つくたまHPの問い合わせフォームからのお申し込み
https://www.tsukutama.info/?page_id=1260

 

Webの中身をちょっとご紹介

Web制作にあたり: 今後、100件以上を目標に増やしていきたい。
・WEBの概要:建築諸元シート、コラム記事、街歩きルート、分布地図で構成。
・WEBの制作:太田正夫氏(建築写真)が担当。
・選定作業にあたって、複数で現地に行き、マイナスではなくプラスで評価した。
・都市づくりNPOさいたまの会員+関心の高い人達でグループをつくり、見学した。
・執筆者:伊豆井秀一氏(美術評論)、高松敬氏(建築史)、太田正夫氏(建築写真)、古里実氏(建築教育)

◎アラカルト: 訪ね歩いてみた 多様な取り組み
(1) 「入間アミーゴは街の記憶を語り継ぎ、新たな市民の文化の創造発信拠点を目指す」

(2) 嵐山カントリー倶楽部ハウスのリノベーションの取り組み」
建築当初(1961年)の姿の再生を目指してオーナー、施工会社、建築家が緊密な連携で粘り強く取り組む。

(3) 「埼玉会館を市民目線で案内する彩の国探検隊の活動」
前川建築を愛する市民たちがその思いを伝える見学会を開催する。

(4) 「加須げんきプラザ(旧青年の家)が込めた「青年」の姿を探ってみる」
高度経済成長期を迎える若者たちに伝えたメッセージの建築デザインを採集する。

※本事業は、「埼玉県NPO基金」の助成を受けて実施しました。