都市づくりNPOさいたまでは、2025年10月18日~19日に、芝浦工業大学大宮キャンパスを会場に開催される、日本都市計画家協会主催の「全国まちづくり会議in埼玉」の企画に協力しています。
建物の老朽化と入居者の高齢化という二つの老いをかかえる築40年以上の高経年マンションの「建替え」の事例と「最終的な建物の解体・除却を見据えた長寿命化」を選択した事例などを紹介し、今後の高経年マンション団地は何を大切していかなければならいないのか、区分所有法制度の課題も含めて意見交換します。
[日時]
2025年10月18日(土)15時30分~17時30分
[場所]
芝浦工業大学東大宮キャンパス2号館2階2201教室(JR東大宮駅東口からスクールバス5分)
[内容]
1 事例報告
(1)建替えの事例:諏訪2丁目住宅に係わった経験及び多摩ニュータウンなど郊外地域での建替 え検討マンションの状況
:戸辺 文博(NPO多摩ニュウータウン・まちづくり専門会議理事長)
(2)建物の解体・除却を見据えた長寿命化の選択:新狭山ハイツ
(3)共用部分外である住戸専有部分を含めた大規模修繕・長寿命化の取り組み:大宮東新井住宅
:古里 実(埼玉大学 都市づくりNPOさいたま理事)
(4)100年マンションを目指して:光が丘パークタウン公園南住宅などのサポート業務を通じて
:千代崎 一夫(住まいとまちづくりコープ代表)
2 意見交換(議論のキーワード)
①建替え(区分所有者の4/5以上の合意)が実現した分岐点と区分所有者の「自己負担率」
②共用部分「管理費」「修繕積立金」の適正な見直しと確保
③共有部分「長期修繕計画」立案と「大規模修繕工事」の計画的な実施
④「大規模修繕工事」等の発注における「談合」と「バックマージン」問題
⑤住戸専有部分に該当する「給排水設備の交換、更新」
⑥住戸専有部分の「リノベーション」
⑦住戸専有部分の市場性(売買価格推移、若い世帯への住替え)
⑧「解体」「敷地売却」「一棟リノベ」の合意形成は可能か(区分所有者の4/5、3/4以上の合意:)
⑨「解体費・除却費」の積み立て
⑩区分所有者の合意形成につながる「コミュニティ活動」
3 参加費:無料
4 申込方法:Peatixから申し込み
※本トークセッションは、2025年10月18日~19日に、芝浦工業大学大宮キャンパスを会場に開催される、日本都市計画家協会主催の「全国まちづくり会議in埼玉」の中で開催するものです。
○全国まちづくり会議2025-ホームページ
https://sites.google.com/view/zenmachi2025
※本トークセッションの企画は、NPO法人都市づくりNPOさいたまです。
ホームページ→ https://www.tsukutama.info/
note → https://note.com/tsukutama
